注文住宅のキッチンと家事動線

・注文住宅のキッチン設備
家を建てた後では簡単に変えられない部分のため、不満が出やすいのが間取りと家事動線。

考え抜いてプランニングしたはずなのに、暮らしはじめてから「ここをこうしておけばよかった…」という不満や不便を感じる人は半数以上にのぼるといわれています。せっかくのマイホーム。開放的な空間やおしゃれな雰囲気。どんなに素敵な住まいでも、暮らす家族が不便やストレスを感じてしまっては意味がありません。快適な新築ライフを楽しむために、よくある失敗から対策を学んで後悔のない家づくりをめざしましょう!

注文住宅の設備の中で、目玉となるものは「キッチン」です。
毎日の食事は家族にとって欠かせないものですので、その食事を調理する場所が快適かつ便利であるとうれしいものです。
最近では、システムキッチンが標準仕様となっている注文住宅が多いです。
キッチンエリアとリビングをつなげることで、子育てしながら料理をすることもできます。キッチン付近を来客が通る間取りの場合はとくに、立った人の目線からキッチンの中がどこまで見えるのかも意識しましょう。常にピカピカにしておく自信がないのなら、シンクまわりの壁に高さを出して目隠しするなどの工夫を。また、子どもやペットの侵入を防ぐ柵の設置を考えている場合は、取り付けたい箇所を担当者に伝えましょう。

・標準仕様からグレードアップも可能?
注文住宅の標準仕様となっているシステムキッチンは、何パターンか種類が用意されていますがそれ以外の、よりハイグレードな設備を、購入者の希望により設置することも可能です。
その分予算は高くなりますが、キッチンはどうしてもこだわりたいという人は、仕様変更をハウスメーカーに相談してみるといいでしょう。

・家事動線は重要なポイント
キッチンからリビングへ、スムーズに移動するための家事動線。
この家事動線をしっかりと確保することは、快適な空間を作るための一番重要なポイントになります。
サンプルの間取りを参考にする時には 、この家事動線について、意識して見てみるといいです。